ステラ・クリエイト | 現場用コールシート

テレアポ台本 v2

先に痛みを一突き。試作はその「証拠」として後から送る。電話では値段を出さない。

インターンが話す 佐々木が話す 痛みの種 クローズ
インターン(台詞を読むだけ) 佐々木(クローズ) ① 電話 痛みを一突き →送付の許可 ② 試作送付 7割で止めた予告編 7日で失効 ③ フォロー 開いた?→15分 OK/NG/留守 ④ 商談 固定5手 痛み→止血→締め ⑤ 受注 10万 or 本命 ハンドオフはここ一点だけ =「15分つなぐ約束が取れたか」

全体フロー — 前半はインターンが台詞を読むだけ。判断と値段は全部④の佐々木へ。


STEP ①

電話(架電)

ゴールは 無料試作のURLを送る許可と連絡先 だけ。値段・パッケージは出さない。架電前にサイトを見て型を振り分ける。

型A | HPなし

痛みの種:検索しても御社が出てこない(信用の穴)

インターン受付(言い切って通す)
「お世話になります。Web制作のステラ・クリエイト、佐々木と申します。社長様、いらっしゃいますか。」
インターン担当者・30秒
「突然のお電話すみません、Web制作のステラ・クリエイトの佐々木です。営業の電話なんですが、30秒だけいいですか。

今ためしに御社の社名でネット検索してみたんですが——御社のページが出てこなくて、同業さんばかり並ぶ状態でして。取引先とか若い職人さんが御社を調べたとき、ちょっともったいないなと思って、それでお電話しました。

売り込みじゃなくて、御社の名前で検索したら今どう見えるか、こういうページがあったらどう見えるか、を画面にしてお送りします。見るだけ、無料です。メールとLINE、どちらが見やすいですか。」
「検索しても出てこない」は事実で相手も薄々気づいている。困りごとを一つ名指しし、その答え合わせとして無料の画面を送る流れにすると受け取りやすい。
型B | 古いHP

痛みの種:スマホで崩れている(放置の損) ※架電前に実機で必ず確認

インターン受付
「お世話になります。Web制作のステラ・クリエイト、佐々木と申します。御社のホームページの件で、社長様をお願いできますか。」
インターン担当者・1点だけ
「突然すみません、ステラ・クリエイトの佐々木です。営業の電話です、1点だけ手短に。

御社のサイト、さっきスマホで拝見したんですが——文字が小さくて少し崩れていて、たぶん数年さわっていないですよね。今ネットを見る方の6割がスマホなので、そこで崩れていると、読まれずに離れてしまうことが多くて。

全部作り直す話ではなくて、今ふうに直したらどう見えるか、外から拝見して気づいた点を画面にしてお送りします。見るだけ、無料です。メールとLINE、どちらが便利ですか。」
「さっき実際にスマホで見た」と言える具体が強い。一般論でなく御社を名指しで見ている事実が、無料の画面を受け取る理由になる。
型C | 建設業(塗装・外構・リフォーム)

痛みの種:費用感ギャップで問い合わせ前に逃げる(取りこぼし) ※早朝7:30-8:00か夕方16:30-17:30

インターン受付
「お世話になります。ステラ・クリエイト佐々木と申します。社長様に1点だけ確認したいことがありまして、お願いできますか。」
インターン担当者・1点だけ
「突然すみません、ステラ・クリエイトの佐々木です。1点だけ——

御社みたいなお仕事って、お客さんが『で、結局いくらかかるの?』が分からないまま、問い合わせをためらう、ということはありませんか。

実は千葉の外構の工務店さんで、ページに概算が出る仕組みを入れたら、費用感を分かったうえで来てくれるお客さんが増えた、という事例がありまして。同じ考え方が御社でも効くんじゃないかと思って、まず外から拝見して、御社ならこう見せられる、という画面を作ってお送りします。見るだけ、無料です。メールとLINE、どちらが便利ですか。」
建設業の社長が日々感じている「相見積もりで費用感が合わず逃げられる」を名指しし、実例とセットで出す。自分の業界の話だ、と一瞬で伝わる。
値段・なぜ無料・AI・他社比較・期間 を聞かれたら(全部これで返す)
「そこは作った本人から正確にお伝えしたいので、まず画面をご覧いただいて、よければ15分だけお時間をいただけますか。」

許可が取れたら終了。断られたら「断られた数」に計上して次へ。電話で粘らない。


STEP ②

試作送付

佐々木が試作を作って送る。7割で止め、3割は鍵。長文を書かない。URLは7日で失効。

佐々木メール / LINE(型Bの例)
「先日お電話したステラ・クリエイトの佐々木です。御社のサイトを外から拝見して、今スマホでどう見えるかと、今ふうに直すとどう見えるかを並べた画面を作ってみました。

〔URL〕

あえて7割で止めてあります。残りは一緒に決めたいので。3〜4日後に、この見立てが合っているかだけ、お電話で確かめさせてください。」
「あえて7割」と先に言えば未完成を手抜きと誤解されない。「感想ください」でなく「見立てが合っているか確かめさせて」にすると、相手は評論家でなく答え合わせの当事者になる。

STEP ③

フォロー架電(3〜4日後)

最大のゴールは感想でなく 開かせて、15分の約束を取ること。記録は OK / NG / 留守 の3択だけ。

「画面、もう開けましたか?」 いいえ(開けてない) → 開封自体をゴールに。 「何時ごろなら見られます?」→再送1回 はい(開けた) → 感想は深掘りしない。 安全版の一言 → 15分の約束へ

鑑賞か購買かの判定はしない。全員を15分に流し、選別は商談の手1に一本化する。

インターン冒頭・閉じた質問
「先日URLをお送りした佐々木の代理でお電話しました。お送りした画面、もう開けましたか。」
インターン「いいえ」なら
「お忙しいですよね。今30秒だけ、開ける状況ですか。……難しければ、夜の何時ごろならご覧になれそうですか。その時間にまたお送りしますね。」
インターン「はい」なら(褒められても同じ)
「ありがとうございます。実はあれ、綺麗さじゃなくて“御社が今、取りこぼしているお客さん”を見えるようにしたくて作ったやつなんです。そこは作った本人から、画面を一緒に見ながら15分だけお話しさせてください。明日と明後日、どちらがいいですか。」
インターンに鑑賞/購買を判断させない。全員15分へ流し、選別は佐々木の手1へ。これで鑑賞者で商談枠が埋まる事故を防ぐ。

STEP ④

商談 | 固定5手

佐々木・15〜30分。冒頭で画面共有して 「これ、御社のサイトの下書きなんですが」 と置き、5手を順に上る。

「綺麗ですね」 手1 奪い返す 逃げてる客を見せた 手2 電卓化 相手の数字で年◯◯万 手3 止血+3点 金額・期日を言切る 手4 逃げ道消す 違えば無料で中止 手5 何点ですか →「お願いします」

一段ずつ鑑賞者を当事者へ。最後はYES/NOでなく「何点?」で締める。

1

褒めを評価軸ごと奪い返す

「綺麗ですね」を肯定で受けない。間髪入れず、評価軸を“美しさ”から“取りこぼし”へずらす。

「ありがとうございます。でも、僕がこれを作ったのは綺麗にするためじゃないんです。今この瞬間も御社から逃げているお客さんを、目で見えるようにしたかったんです。そこ、どう見えました?」
2

損失を“相手の数字”で電卓化

こちらから数字を出さない。一般値を先に置いて相手に否定させ、出た数字を年額に直す。

「建設業さんだと、HP経由の問い合わせの3〜4割が費用感で消えると言われてて。御社はもっと少ないかもですが、月の問い合わせってだいたい何件くらいですか。」

(数字が出たら)「月◯件のうち◯件が消えて、1件決まれば◯万円。年で見ると御社◯◯万円ぶんが、ネットの入口で消えている計算です。御社が悪いんじゃなくて、業界中で起きていることなんです。」

型A(「ネットの客は要らない」)は損失額でなく信用フレームへ →「取引先や若い職人さんが検索したとき一社も出てこないと“実在しない会社”に見えてしまう。信用を守る話として聞いてもらえれば。」

3

止血剤として再提示+三点セットで言い切る

鍵の枠を指して成果に翻訳し、すぐ仕様カードで完成形・金額・期日・範囲を確定させる。

「このグレーで隠してあるところ、ここにお客様の声と概算の出る仕組みが入ります。ここが埋まると、今逃げていた“どんな会社か確認したい客”が、ここで止まって連絡してきます。

これを御社の本物に仕上げたものが、一式で◯◯万円。スマホから更新できる仕組みと基本のSEOまで込み、納品まで約3週間です。含まないのはこの3つ。直しは納得いくまで3巡。ここまでで認識がズレているところ、ありますか。」
4

リスクリバーサルで逃げ道を消す

「失敗したくないから保留」を、押さない約束を武器に変えて塞ぐ。

「うちの“見てから決める”は口だけじゃなくて、最初のラフを見て“やっぱり違うな”と思ったら、そこで止めて大丈夫です。一円も請求しません。だから安心して、まず作らせてもらえませんか。」
5

スケール質問でクローズ

YES/NOで迫らない。点数より「いつまでに」という前進語が出たかで判断する。

「正直なところで構いません。これを御社のサイトとして本物にしたい気持ち、10点満点で何点くらいですか。

(7点以上)あと何があれば10点になりますか。……では、いつまでに公開できると御社の動きとして意味がありますか。」
分岐 | 9〜10点 → 踏み台を飛ばして本命(40〜50万)へ。 7〜8点+前進語 → 10万円・実績づくり枠を出す。 6点以下 → 押さない。

10万円・実績づくり枠の出し方(7〜8点のとき)

佐々木踏み台
「ちょうど今、事例として載せさせていただける会社さんを、先着で探していまして。ご協力いただけるなら10万円から、分割もできます。これは値引きじゃなくて、御社の事例を弊社の実績として使わせてもらう交換です。本制作に進むときは、この10万円をまるっと差額に充てます。公開後30日以内ならいつでも。今月の残り枠、押さえておきますか。」

「考えときます」が出たら

佐々木1ターンで引く
「承知しました、無理にお勧めしません。この画面のURLは残しておくので、気が変わったら一言ください。」

9割はNO(角を立てたくないだけ)。地域は口コミが濃い。ここで引くことが次の紹介を守る。畳みかけていいのは、相手が前進語を自分から出した後だけ。


商談

主な断り切り返し

佐々木「高いね」
「さっき出た年◯◯万の取りこぼしを思い出してください。これはその穴を塞ぐ工事費です。穴が開いたままだと、毎年◯◯万が出ていき続けます。」
佐々木「他社と比べたい・知り合いの業者がいる」
「もちろん比べてください。ただ比べる前に、まず無料で動くこの画面を見て決めてもらえれば。それと正直に伺いますが、もう動いている業者さんがいて、見積りの当て馬として比較される感じでしたら、弊社はそれはお受けしていないんです。本気で考えている御社にだけ、ちゃんと作りたいので。」
確定額の紙は契約意思を確認してから渡す。無料で動くものを当て馬資料として量産しない。
佐々木「一人でしょ、最後まで作り切れるの」
「ご不安はもっともです。だから直しは3巡まで、公開は3週間、止めたいと思ったらラフ段階で無料で止められる、と全部この紙に書いてあります。約束を口でなく紙にしているのは、一人でやっているからこそです。」
薄い実績期の信頼は、安さでなくルールの明快さで埋める。

STEP ⑤

受注後のアクションの流れ

10万円枠で着手した場合。3週間で1ページを公開する。数日運用してもらってから「反応どうですか」と確認の連絡を入れる。手応えが出ていたら本制作へ。「このページが効いてきたので、トップや料金ページも揃えて全体を整えましょう」と、10万円を差額に充当して40〜50万の本命に上げる。事例掲載とインタビューの許諾は、満足してもらった後に取る。

本命(40〜50万)で直接着手した場合。ラフ→3巡→3週間で公開→運用。効果が見えたぶんだけ、決済・予約・概算シミュレーターなどのα機能を一つずつ提案して単価を育てる。料金シミュレーターは料金マスタが会社ごとに固有で工数が読めないので、採算を確認してから受ける個別見積りの上振れ案件として扱う(標準ラインに混ぜない)。

クローズできなかった相手。試作URLは7日で失効するので持ち逃げは防げている。見立てだけ残して、数週間後にもう一度だけ架電するか、放置して次へ。粘らない。

止めどころと採算。同時に抱える本制作は2件まで。ここが埋まったら新規の架電と無料試作を意図的に絞る。入口を開けっ放しにすると、温めたリードが納品の遅延で冷えて消える。

記録と改善。毎日インターンの3択(OK/NG/留守)を眺める。週に一度、開封率・15分OK率・スケール7点以上率・受注率と「無料試作1本あたりの受注額」を1枚で見て、いちばん狭い段に手を一つ打つ。無料試作を累計30本作って受注が閾値に届かなければ、試作の作り込みを最小テンプレに落とすか、紹介などテレアポ以外に資源を移す。